ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その92:宮之浦岳(淀川登山口より日帰り)

【登山日】 2020年11月10日

【ルート】 淀川登山口~山頂~淀川登山口(単独行)

【時 間】 6:30頃出発~:13:20頃下山

【天 気】 晴れ

【麓まで】 車(レンタカー)

【概 要】 雨の多い屋久島。そのなかでも雨が比較的少ない11月に訪れました。

      幸い安定した天気に恵まれました。

      最も短時間で登ることができる淀川登山口、縄文杉経由となる荒川登山口

      縄文杉に加え苔むす森や太鼓岩経由となる白谷雲水峡登山口 等魅力的な

      ルートが色々有って選択に迷います。

      2020年はコロナ禍のなか避難小屋の使用自粛が求められていたので、

      余裕を持って日帰りできる淀川登山口ピストンを選択しました。

      淀川登山口のルートも湿原や奇岩等様々な景観を楽しむことができます。

        *縄文杉・苔むす森・太鼓岩は翌日荒川登山口から訪れました

 

【記 録】

前日屋久島に入り、レンタカーを借りて空港近くのホテルに宿泊、当日に備えました。
当日は4:20頃に起床して宿に用意して頂いた朝食弁当と昼食弁当を受け取って4:50レンタカーで宿を出発です。淀川登山口迄の車道は舗装されていて走り易いのですが何しろ標高約1300m、かなり時間が掛かり6:00頃淀川登山口に到着しました。残念ながら登山口にある駐車場は満杯で車を停められず、駐車場から徒歩2分程手前の路肩に車を停めました。まだ夜が明けておらず、暗い中ヘッドライトを頼りに朝食弁当を食べて・身支度をしている内に明るくなり、6:30頃登山口を出発しました。空は晴天、天気に恵まれました。
まずは緩やかな林間のアップダウンを40分程繰り返し、淀川避難小屋に到着します。避難小屋の脇の清流に掛かる橋を渡ったらいよいよ本格的な登りになります。 とは云っても登山道は階段等で良く整備されていて登り易いです。しばし登って行くと小花之江河・花之江河という湿原に出ます。癒されます。遠くには高盤岳山頂にある奇岩「豆腐岩」が見えます。豆腐岩に行きたいと思ったのですが、高盤岳山頂には一般登山道が繋がっておらず断念しました

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   小花之江河とそこから観た豆腐岩です。


そこからも比較的緩斜面のアップダウンが続きます。屋久島はマグマが隆起して固まってできた島・岩の斜面上を歩く箇所が多く時々滑るので注意が必要です。特に雨が降った後は水が流れる岩を登り下りして行くのだとか・・・当日は岩の上に水が流れている場所が無かったので助かりました。それにしても至る所で水が湧いていたり流れていたり。屋久島は真に雨の島だと思いました。しばしば急斜面が現れますが、階段が取り付けられていたり綱が有ったりで丁寧に登って行けば特に危険は無いです。

森林限界を超え周囲が見渡せる様になると多くの奇岩が見える様になります。この奇岩を見ていてるだけでも楽しめます。また途中から東シナ海も見える様になり何となく嬉しい気持ちになりました。

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この様に景色を楽しみながら登って行き10:00頃山頂に到着しました。

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   宮之浦岳山頂です。天気に恵まれました。

 

頂上では風景を見ながら弁当タイムです。どうってことのない弁当がメッチャ美味い!種子島方面には低い雲が掛かっていたのですが、それ以外は快晴! 口永良部島トカラ列島を見ることができました。また屋久島の山並みも岩がごつごつしていたり、なだらかな斜面だったりとバリエーションに富んでいて感動的です。

しばし景色を楽しんでいたら山に雲が掛かり始めたので下山を開始、順調に下って行き13:20頃淀川登山口に帰着しました。

その後、紀元杉。ヤクスギランド30分コースを見て、海岸に申し訳程度の衝立を3方に立てただけの温泉(200円)につかり、色々な水量豊富な滝を見学し西海岸で夕日を見てから宿に戻りました。 

 *衝立すら無い干潮時だけ入れる温泉もあるのですが時間が合わず断念しました。