ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その72:越後駒ヶ岳(枝折峠から日帰り)

【登山日】 2019年7月21日

【ルート】 枝折峠~山頂~枝折峠(単独行)

【時 間】 5:25頃出発~13:20頃下山

【天 気】 晴~曇り

【麓まで】 車

【概 要】 長い尾根道、累計標高差1250mの数字以上に厳しいコースでした。

      標高は2003mと余り高くは有りませんが、周囲に高い山が無い為

      山頂からの眺望が綺麗です。     

 

【記 録】

梅雨前線や台風の影響で全国的に長雨・集中豪雨が続く中、奇跡的に新潟方面が晴れ予報。枝折峠から越後駒ヶ岳に登ることにしました。

前日夜18:45頃郡山市内で夕食を済ませて、桧枝岐経由で枝折峠に向かいました。初めて通る道ではないので覚悟はしていましたが、カーブだらけのルートに運転だけで疲れ果ててしまいました。帰りは新潟経由にすることにしました。
23:00頃枝折峠駐車場に到着し車内で就寝しました。この枝折峠駐車場、メッチャ綺麗でした。2時頃雨の音で目が醒めてしまいましたが、「日の出頃には雨は上がる筈」と思いそのまま再就寝。4:45頃起床してみますと思い通り雨は上がっていました。

食事・身支度後5:25頃駐車場脇にある登山口を出発しました。今回は「峠起点」だけあって最初から尾根道です。最初は小さなピークを幾つか昇り降りしながら進んでいきます。時々急坂が現れますが基本的には緩斜面です。しかも木道や階段が整備されていいて歩き易いです。但し私個人的には殆ど高度が稼げなくストレスが溜りました。時々見える只見湖方面は雲海になっており、また山深さが感じられてなかなか良い景色でした。また駒ヶ岳は緑の山肌に残雪が所々残っていて綺麗でした。この残雪の景色は夏前の山登りの良い所ですね。

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    登山道からの越後駒ヶ岳。たまたまトンボが写りました。


だらだらの尾根道を2時間程進むと漸く急斜面が多く現れる様になります。この尾根道を登り続け森林限界を抜け岩の斜面を登り切ると、駒の小屋(避難小屋)に到着です。水場が有ったので飲んでみたのですがチョット土混じりでした。

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          このS字の尾根がルートの一部です。


駒の小屋から頂上迄は標高差で100m程です。最初はガレた道をしばし直攀し残雪を超え稜線をチョットだけ歩き9:45頃頂上に到着しました。

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          越後駒ヶ岳山頂。眺望が見事です。

 

この山、標高は2003mと決して高くはないので眺望は期待していなかったのですが、実際に登ってみるとかなりの眺望です! 周りに高い山が無いので眺望が効くのですね。東側は山深い景色・西側は平野の向こうに妙高北アルプス・更には佐渡まで見えます。

15分程眺望を楽しみ10:00頃下山開始。簡単に下山できるだろうと思ったのですが甘かった! 標高を下げて行くと気温が上がっていて暑い!大量の汗をかいてしまい・携帯していた水は無くなって水分不足に悩まされ・繰り返し現れる長い尾根道の登り返しに苦しみ・・・ たまたま携行していたポカリスウェットの顆粒を舐めながら休み休み進み13:20頃何とか駐車場に辿り着きました。

体力回復の為1時間程駐車場で休みを取ってから、新潟側に下り新潟市経由で郡山に帰着しました。山登りと下山後の休憩で予定以上に時間を使ってしまったので、今回は下山後の温泉もグルメも無し。山を甘く見てはいけません。深く反省します。

尚、帰路に見上げた越後駒ヶ岳は、その山頂が雲に隠れていました。やはり山登りは朝駆けに限ります。