シドニー ブリッジクライム体験談
シドニーでハーバーブリッジの頂上に登って来ました。費用は日本円で約2万円/人と、かなりの高額なので登るか否か迷いましたが、結局好奇心が勝りました。
結果的に、登って正解だったと思います。高所恐怖症の方・垂直ハシゴを登れない方は参加を遠慮するのが良いと思います。
【目次】
1.ブリッジクライムの記録
(1)お薦めの時間帯と季節
(2)事前予約と当日受付
(3)私の体験記
2.その他シドニー観光
(1)オペラハウス
(2)食事
【本文】
1-(1)お薦めの時間帯と季節
時間帯別に、デイクライム・トワイライトクライム・ナイトクライムの3種類が有りますが、ずばり、夏場の夜(ナイトクライム)をお薦めします。なるべく早めの組を確保しましょう。
昼間の景色も捨てがたいのですが、昼間はパイロンと呼ぶ橋のたもとにある塔の上から景色を楽しめます。但し橋の頂上よりは少し低いです。ここはガマンです。塔の内部はチョットした展示館になっているのでいずれにしろ塔に登ると良いかと思います。塔に登れるのは17時前迄ですので塔の上から夜景を観ることはできません。ちなみにこの塔に入る(登る)のは有料なのですが、ブリッジクライムに参加するとこの塔への入場券も付いて来ます。塔への入り口はハーバーブリッジを歩いて渡る歩道の途中に有ります。
まとめますと、昼間の景色は塔の上から楽しみ、夜景をハーバーブリッジの上から楽しむのが良いと思います。
写真の矢印の先が塔の上です。 塔の上からの景色です。
橋の上の歩道からは この様な景色が見えます。
次に季節ですが、橋の上はかなりの強風が吹いています。温暖なシドニーとは言え夜は冷え込みます。ですから夜にハーバーブリッジに登る場合は夏場をお薦めします。
尚、夜景を楽しむ「ナイトクライム」に参加する場合は、なるべく早めのスタートを確保することをお薦めします。早めのスタートなら、日没前・日没時・日没後の全てを、登りながら楽しむことができます。
1-(2)事前予約と当日受付
事前に予約しておくに越したことはないと思います。
次に当日受付についてです。ブリッジクライムは15人程度のグループが15分間隔で出発して行くのですが、予約時には大体の時間帯が決まっているだけで詳しい時間までは決まっていません。従って、上に書いた「早めのスタートを確保」する為に、早めに受付に行ってスタート時間を確定させるのが良いと思います。
受付の場所は、ハーバーブリッジを歩いて渡る歩道の下に有ります(ハーバーブリッジを歩いて渡る歩道が受付の上を通っている)。歩道に上がるエレベータを目印にすると良いと思います。
1-(3)私の体験記
事前に18:30出発のナイトクライムを、日本の旅行会社を窓口にオンライン予約しておきました。当日17:00頃受付をしたころ、出発時間が18:45に確定しました。集合時間迄1時間程有りましたので、一旦海辺に下って、軽く食べたり景色を楽しんだりしました。
いよいよ集合時間となりました。最初に問診票を渡されて健康状態等を記入するのですが、日本語バージョンの問診票もあり、頼めば日本語バージョンを貰えます。心配無用です。
問診票の記載が終わりOKが出ると、次に安全服と安全器具を取り付けます。簡単な英語で説明をしてくれますが、もし英語が判らなかったら、同じグループになった方を見ながら見様見真似で装着して行けば宜しいかと思います。カメラ・携帯電話の類は持って行けません。この器具装着時にロッカーに保管しておくことになります。
身支度が終わると、次は垂直ハシゴ(サルバシゴ)の昇り降りの練習をします。無事昇り降りができればいよいよ出発です。
最初は構造物の内部を歩いて進んで行きます。時々階段や垂直ハシゴを登ります。かなり高度を感じる箇所も有りますが、常に命綱が繋がっているので、万が一滑ってしまっても落下してしまうことは有りません。
その内、アーチの上に出ます。ここからは緩やかなアーチを、時々ガイドが写真撮影をしつつ登っていき、そして頂上に立ちます。 いやー絶景でした。
頂上近くで、高層ビルや船着場をバックに撮った写真です。
登っている最中は、トランシーバーを装着していてそこからガイドの解説が聞けるのですが、TOEIC約610点の私にはさっぱり判りませんでした。
さて下りもときどき写真撮影をしながら進み、出発地点に戻ると、装備を外して・着替えて・希望者は写真を購入してから解散となります。写真は撮影した写真全部を買うことも、気に入った写真のみを買うこともできます。集合写真1枚と登攀証明書は無料で貰えます。
全行程の所用時間は約3時間半、解散時には22時を過ぎていました。
約2万円の価値が有るか否か?? 人それぞれだと思います。微妙です。私は満足でした(一回だけで良いです)。
2-(1)オペラハウス
オペラハウス内部の見学ツアーが有ります。現地在住の日本人ガイドによる日本語ツアーも一日に数回有りますので安心です。まずこのツアーに参加してから、オペラハウス室内外を見学するのが良いと思います。
日本語ツアーの出発時間は良く判りませんが、少なくとも当日10:00出発の日本語ツアーが有り、私はその回に参加しました。
2-(2)食事
日本でも有名な、フィッシャーマンズワーフでのシーフード料理 や 客が自分で肉を焼くステーキ等を楽しみました。美味です。フィレステーキは、軟かい上に歯ごたえがあります。
以上