ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その82:甲武信ヶ岳(毛木平~西沢渓谷へ日帰り)

【登山日】 2019年11月2日

【ルート】 毛木平~山頂~西沢渓谷(単独行)

【時 間】 5:45頃出発~12:50頃下山

【天 気】 晴れ

【麓まで】 電車・夜行バス

【概 要】 山梨・長野・埼玉の3県にまたがるこの山、山梨側からは険しい登山道

      長野側からは比較的緩やかな登山道となっています。

      山頂からは富士山・南アルプス八ヶ岳の景色が見事です。

 

【記 録】

前夜東京発の夜行バスで毛木平に向けて出発、翌朝5:00毛木平に到着したものの、3週間前の台風の影響でバスが駐車場まで行けずに1Km程手前の道で下車することとなり、そこから暗闇の中ヘッドライトを付けて10分少々歩き毛木平駐車場に到着しました。駐車場の一角にあるベンチで暗闇の中、東京出発前にコンビニで買って置いたおにぎりで朝食を取り・身支度を済ませて5:45頃、稜線が薄っすら見える程度の暗がりの中出発しました。

まずは、砂利の車道を登っていくのですが、所々車道がえぐり取られていて、また車道に水が流れて深い溝が出来ている箇所が幾つも有って、車の通行は全く不可能な状態になってしまっています。この内の幾つかは3週間前の台風によるものだろうと思いながらしばし沢沿いの車道を歩いて行った後、いよいよ登山道となりました。登山道になっても基本的に沢沿いに伸びる径で、すこぶる緩斜面です。1時間歩いて標高差で200m登る位の径が駐車場から延々と続いています。完全に明るくなった空には青空が広がっていて好天が期待できました。その内登山道が(恐らく例の台風で)分断されている箇所が現れましたが、(恐らく甲武信小屋の方によって)回り道が整備されていて楽に通行できました。整備して頂いた方に深謝です。

出発から3時間弱で千曲・信濃川水源地標が建っている地点に到着します。「水源地」ということで湧水やら岩穴から滴り落ちる水滴やらのいわゆる「源流」を想像し期待していたのですが、期待に反し水源地標の有る地点では水が豊富に流れ落ちています。そして本当の源流はその地点から更にしばし登ったところに有り、簡単に歩いて行ける場所では有りませんでした。源流の場所は全く見えず、私は源流に行くのは断念しました。

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この源流標地点からは、沢を離れて稜線を目指して急坂を登って行き、15分程で稜線に出ます。期待通り秋晴れの空が広がっていました。そして甲府盆地は雲海の下、雲の上には霊峰富士の姿が有りました。

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                雲上の霊峰

 

そこからは稜線を少し歩き、急坂を少し登り、最後に岩場を少し登って9:25頃甲武信ヶ岳に到着しました。山頂からは霊峰富士を筆頭に、白根三山・鳳凰山(の一部)・金峰山八ヶ岳がくっきり見えました。甲府盆地が晴れ渡っていたらまた別の富士の景色が見えるだろうな と思いつつ9:45頃山頂を出発しました。

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          甲武信ヶ岳山頂、秋晴れが広がっていました。

 

山頂から山梨方面に標高差で100m程下ると甲武信小屋に到着します。かなり趣の有る山小屋らしい小屋でした。そこから一旦標高差で75m程登り、次に緩斜面を若干下ってから尾根沿いに西沢渓谷を目指しての本格的な下りになります。この下り、基本的にかなりの急斜面です。下山速度が上がりますがその分太ももに疲労が溜ってしまいます。登りを想像するとかなり厳しいルートだろうと創造できます。この急坂を標高差で1300m程下って12:25頃西沢渓谷の周回路に出て、そこから25分程歩いて西沢渓谷入口のバス停に到着しました。

たまたまバス停に到着してから20分後に塩山行きの路線バスが有ったので、そのバスに乗って約1時間で塩山駅に到着、帰路に付きました。

2019年最後の山行は天候に恵まれました。