ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その88:御嶽山(御嶽ロープウエイ経由日帰り)

【登山日】 2020年10月6日

【ルート】 御嶽ロープウエイ山頂駅~山頂~御嶽ロープウエイ山頂駅(単独行)

【時 間】 8:30頃出発~13:20頃下山

【天 気】 晴れ

【麓まで】 車

【概 要】 6年前に噴火災害が起こった山に複雑な思いで登りました。

      比較的手軽に登れる山で、山頂からの景色が見事でした。

      山の魅力と恐ろしさを改めて心に刻みました。

 

【記 録】
前日、車で自宅を出発して、御嶽山近くに在る桟(かけはし)温泉旅館で1泊しました。地のものをふんだんに使った料理を満喫しました。今回は秋の実の季節、春の山菜の時期に再訪したいと思いました。

さて、山登りの話です。当日は桟温泉旅館を車で7:50頃に出発し、黒沢口側にある御岳ロープウエイの麓側駅に8:30に到着しました。身支度を済ませて登山計画書を提出してゴンドラに乗り頂上駅には8:55頃到着、しばしゴンドラ駅周辺を散策したのち9:05頃山頂に向けて出発です。

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     御嶽ロープウエイ山頂駅から見た御嶽山です。

 

まず平坦に近い遊歩道を6~7分歩いて行くと7合目の行場山荘に到着し、ここから「山登り」が始まります。まずは林間の登山道、基本的に中斜面が続くのですが、階段が作られていたり、丸太や岩で階段状のステップができていたりですこぶる歩きやすいです。8合目の女人堂を過ぎると徐々に低い木が減ってい行き、御嶽山の勇ましい姿や周囲の山々の景色が見えて来ます。特に右手に見える乗鞍の姿は壮観です。

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     登山道右側の景色、手前に乗鞍・奥に槍ヶ岳穂高連山です。

     (山頂近くから撮影)


一方遥か上方に9合目の石室山荘が見え、そこまでの険しい登り道にチョットメゲます。9合目手前からその険しい登りとなるのですが、ここも石が階段状に配されていて登り易いです。9合目の石室山荘を超え、そこから10~15分程の所に有る覚明堂過ぎるといよいよ御嶽山の頂上が見えて来ます。覚明堂から少し登ったところは横手道十字路、多くの方が災難に遭われた山頂と大滝口登山道につながるところです。大滝口へ続く道は未だ立ち入り禁止になっていました。ここから山頂に続く道は斜度がそれほど大きくはないのですが、標高3,000mを超えておりさすがにキツイです。ゴンドラと合わせて標高差1400mを3時間程で登って来ている影響なのか(?)頭痛もして来ました。この辺りでは休み休み登っている方が多く・・・皆キツイのだと思います。私もゆっくりゆっくり登って行き11:30頃山頂に到着しました。

この日は天気に恵まれ周囲の山々が良く見えたのですが、どうしても6年前の出来事に思いが行ってします。山頂からは多くの方が災難に遭われた王滝口の登山道が良く見えます。一の池の火口に近い側には火山灰が流れた後に出来た縞模様が見えます。頂上近くにはシェルタが増設されています。また多くの方を救ったという二の池の小屋が見えます。報道で幾度となく目にした山頂の建物、手を合わさざるを得ませんでした。

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11:45頃山頂を出発、順調に下って行き13:20頃ゴンドラ頂上駅に帰着しました。麓にあるそば屋により、福島の宿と奈良井の宿で寄り道をしてから帰路に着きました。