ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その89:阿蘇山(仙酔峡より高岳~中岳周回日帰り)

【登山日】 2020年10月14日

【ルート】 仙酔峡高岳~中岳~仙酔峡(単独行)

【時 間】 12:45頃出発~15:30頃下山

【天 気】 晴れ

【麓まで】 車(レンタカー)

【概 要】 約1年半振りに入山規制が緩和されたのを機会に登りました。

      往復3~4時間程の行程です。「景色のすばらしさ」と「自然の驚異」

      を同時に体感できます。

      登山口周辺だけでも十分楽しめます。

 

【記 録】
過去に訪れた際には強風や霧で入山を阻まれ(入山ゲート閉)、その後噴火活動活発化の為に入山登山禁止となり、今まで登る機会が出来なかった阿蘇山を入山規制が緩和されたのを機会に訪れることにしました。今回は2泊3日で阿蘇周辺を訪れて3日間の内のどの日でも登ることができる行程にしました。結局3日間共に天気に恵まれ、中日に無事登ることができました。ついでに温泉やら熊本の名物料理やらも堪能しました。では山行の記録です。

前日黒川温泉の宿に宿泊し、当日は午前中に高千穂峡を見学、その後阿蘇に戻り12:35頃仙酔峡口から登り始めました。阿蘇山には高い木が生えていないので、初めから眺望を楽しむことができます。当日は残念ながら久住方面にモヤが掛かっていて良く見えませんでした。 

まずは灌木の中に敷かれた遊歩道を登って行き、6~7分程歩くといよいよ尾根直攀となります。灌木の間の土道を少し登って行くのですがすぐに岩場の直攀となります。ここの岩場は岩や石が互いに固着していて浮石が極めて少ないので登り易いです。一方登攀ルートが判別しにくいのでルートファイディングに注意が必要だと思います。

この岩場の尾根をしばらく登っていくと稜線に出て南阿蘇方面も見渡せる様になります。そこから5分程歩き14:20頃高岳山頂に到着です。

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   カルデラの景色が良く見えます。久住方面はモヤが掛かっていました。

 

しばし景色を楽しみ14:30頃高岳山頂を出発、下りは中岳経由を選択しました。途中の中岳山頂付近から見る噴火口の姿は力強く且つ荒涼としています。噴火口から1km以上離れた場所にも登山道脇にシェルターが設けられ、そのシェルターの屋根上や周囲の道には噴石が散乱し・・・ 阿蘇の噴火だけではなく御嶽山の噴火災害も頭に浮かびました。

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   噴煙 と 登山道脇のシェルター群。

 

中岳ルートは遊歩道的になっていることもあって(一部は噴石などにより破損)順調に下って行き 15:30頃仙酔峡に帰着しました。帰着後しばし仙酔峡周辺を散策、結構楽しめます。ロープウエイが営業していた頃は素晴らしい賑やかな観光地だったのだろうと思います。御嶽山に続き自然災害の恐ろしさを感じる山行となりました。

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   仙酔峡にはこの様な景色もあります。