百名山制覇にトライ その５３：利尻岳（利尻北麓野営場から日帰り）

【登山日】　２０１７年８月１４日

【ルート】　利尻北麓野営場～山頂～利尻北麓野営場（単独行）

【時　間】　５：３０頃出発～１２：５５頃下山

【天　気】　曇り

【麓まで】　飛行機・フェリー・ホテルの送迎車

【記　録】

前日にチェックインした利尻島内のホテルで４：１５に起床、前日の天気予報では雨予報でしたが暗闇のなか窓の外を見ると、道路は濡れているものの雨は降っていませんでした。身支度後４：４５にフロントに行ってチェックアウトし、朝食替りのおにぎりを貰ってその場で食べ、５：００にホテルの送迎バスで登山口に向けて出発しました。１５分程で登山口に到着し、トイレ等を済ませてから５：３０山頂に向けて出発です。雨は降っていませんでしたが霧が立ち込めていました。
しばし舗装された歩道を歩いたのち緩やかな林間の道になります。徐々に傾斜がきつくなっていきます。標高６００ｍ地点に到着する頃には霧を抜けていました。林が切れた場所で振り返りと、思いがけず海や街並みの一部を見ることもできました。空も若干明るくなって来ていて雨は降りそうもありません。
引き続き登っていくと急坂が現れました。”胸突き八丁”と看板に書かれていましたが、先日の笠新道と比べればどうってことありません。胸突き八丁が終わると長い鞍部です。鞍部には目を遮る木が無く、そこから霧の中にかすかに山頂の姿が見えました。鞍部を過ぎ、林間の坂を登り切ると森林限界となります。そしてなんと上空には晴れ間も見えました。そこから頂上迄の標高差約３００ｍが急な登り坂となっています。ガイドブックには「岩場有り・ガレ場有りで厳しいルート」と書かれていたのですが、羊蹄山京極口・十勝岳などと比べると甚だ楽な道でした。
９：１５山頂に到着。上空は晴れ間があるのですが下方は一面厚い雲海です。

　　　　　　　　　　　利尻富士山頂です。偶然ツバメが！　

雲海が晴れないかな　と待ってみたのですが３０分程で断念して９：４５頃下山を開始しました。下りの時は登りの時より霧が濃くなった感じで、景色を楽しむことも無く１２：５５頃登山口に到着。結局「雨には降られず、山頂付近のみ視界良好・完璧な雲海」　という結果でした。

　　　　翌日　稚内→千歳の飛行機より。やはり利尻富士は雲（霧）の中。

＜前日までの記録＞

８／１１に笠ヶ岳から下山して新宿に宿泊したのちの記録です。

予約できたフライトの都合で、８／１２の夕方に北海道に入って千歳駅近くの宿に泊まり、８／１３に千歳から稚内経由でフェリーで利尻島に入り、８／１４に利尻富士登山のスケジュールになりました。効率の宜しくない行程ではありますが、まぁお盆の時期に、しかも直前に良く予約できたと思います。
８／１２朝、新宿の宿で利尻島周辺の天気をチェックしたところ、またまた、前日の晴れ予報から雨予報に変わっていました(-_-;)。しかも、日本の中で極限られた場所だけが雨予報、本当に天気に恵まれない。仕方が無い･･･

粛々と移動し、８／１３の１８：２０に利尻島に到着しました。フェリーでは1等席を取り快適に過ごしました。利尻島の宿、

　・夕食は縞ホッケ＋生ダコしゃぶしゃぶ＋蟹足＋うに少々＋刺身少々＋小鉢幾つか

　・温泉有り

　・早朝に登山口まで送ってくれる

　・朝食替りにおにぎりを準備してくれる

　・下山後はフェリー乗り場まで送ってくれる　

と至れり尽くせりで料金は１３５００円、コスパ高いです。

前日夜は、夕食・温泉後２２：００頃就寝しました。

＜下山後の記録＞

宿に連絡して迎えを頼み、泥落とし・着替え・荷造りを済ませて、送迎車に乗ってフェリー乗り場に向かいました。１３：５０フェリー乗り場に到着、利尻ラーメンを食べて、フェリーに乗って稚内に戻りました。フェリーから利尻島を見返しても山頂付近は雲の中でした。　天気予報を考えるとまあ良しとしなければ･･･と思いました。　稚内で１泊。宿ですが、

　・部屋は四畳半でバストイレ無し　　　の一方

　・温泉大浴場付きで

　・朝食もしっかりした旅館料理。

これで何と６千円以下。夕食付で泊まれば良かったと思いました（前日の夕食はどうってことの無いスープカレーで済ませていました）。翌日千歳に向かう飛行機の窓から利尻島を見たらやはり山頂付近は霧の中でした。千歳空港で４時間程過ごし仙台空港経由で帰宅しました。福島は雨。

夏休みおしまい！！