ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その50:八ヶ岳(赤岳、赤岳山荘から日帰り)

【登山日】 2017年7月9日

【ルート】 赤岳山荘~南沢経由~赤岳山頂~北沢経由ー赤岳山荘(単独行)

【時 間】 5:20頃出発~14:10頃下山

【天 気】 晴れ~曇り

【麓まで】 車(レンタカー)

 

【記 録】

4:15に前夜移動しておいた美濃戸口の車中で起床し、明るくなってから昨夜車で進むのを躊躇した赤岳山荘への道を見ると、どうってことのないダート道だったので赤岳山荘に車で向かうことにしました。赤岳山荘周辺には4:45に到着。結局赤岳山荘手前の「やまのこ村」(宿の名前)の駐車場に車を停めて(駐車代1000円)、朝食・身支度後5:20駐車場を出発しました。

登りは南沢沿いに赤岳に直登するルートを選びました。まずは沢沿いに緩やかな林間の道を登って行きます。しばらくすると沢の水が枯れ、時にはその枯れた沢を歩いて行きます。登り始めてから2時間弱で行者小屋に到着、ここからは目の前に険しい山容が見えました。かなり急峻な坂なのですが早池峰山の経験もあり「まぁ何とかなるだろう」と・・・。しばし休憩後急峻な登りに取り掛かかりました。最初は林間の道を登って行きます。その内木々が無くなると鎖場や階段が現れます。標高も2500mを超え呼吸が苦しくなる時も有りました。行者小屋から1時間程登るとで赤岳展望荘近くの稜線に出ます。写真で良く見る赤岳の景色が目の前に見えました。そこからこれもまた険しい稜線を、時には鎖に頼りながら30分弱程登って行き、8:45赤岳山頂に到着しました。

山頂では絶景が待っていました。山梨側は眺望も良く、甲武信山系・浅間山その手前の野辺山高原が良く見えます。南東側は雲が多いものの雲の合間に富士山山頂が見え感動しました。長野側は今まで登って来た山並が良く見えます。只残念ながら諏訪・茅野・蓼科は雲の下でした。八ヶ岳の稜線や蓼科山はくっきり見えます。いつになく山頂に長居をして景色を楽しみました。

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      赤岳山頂。ブログのホームに使っているショットです。


9:20下山を開始。赤岳展望荘迄下ると行者小屋へ下る稜線が渋滞しているのが見えました。そこで横岳・硫黄岳経由で北沢を下って帰る事にしました。初めて経験する標高2800m代の険しい稜線行はさすがにキツかったのですが、替りに絶景を長い間味わうことが出来ました。11:40硫黄岳山頂に到着。今まで歩いて来た赤岳から硫黄岳に繋がる稜線を見て感動しました。いずれ本格的な縦走をしてみたいと思いました。

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           硫黄山から赤岳に続く山並です。

 

11:45硫黄岳山頂を出発、しばらく禿山を下っていくと、稜線から沢に下りるつづら折の林間道になります。すれ違う人は殆どおらずめっちゃ下り易かったです。硫黄岳山頂出発後1時間程で北沢に出ました。そこからは沢沿いに下り、途中赤岳鉱泉を経由して、最後はダートの道を下り14:10やまのこ村に到着しました。
めっちゃ充実した50山目の山行でした。赤岳山頂近くで一泊したいとも思ったのですがそれは百名山のピークハント終了後に・・・

 

<追記>

下山後しばし休憩した後車を動かそうとしたら、車にハエが50匹程たかっており閉口(-_-;)。意をドアを開けると無数のハエが車中に入ってしまいました。しばし思案した結果、持っていた虫よけスプレーを体中に掛けまくった状態で車中に入り、車中にスプレーしまくってハエが少なくなったところでドアを閉めて車を動かし始めました。それでもハエは車外を飛び回りながら車を追いかけて来ます。どこまで付いてくるのかと思っていたましたが、美濃戸口迄下るとハエは殆どいなくなりました。一安心。
その後、温泉に入ろうと蓼科の河童の湯に向かいました。振り返ると八ヶ岳がはっきり見えます。今なら山頂から諏訪・茅野・蓼科が眺望できたか!と残念にも思ったが、まぁそんなもの・・・。 逆に先程歩いた稜線を望むことができて再び感動しました。その後知り合いが昔働いていたという蕎麦屋に行ってみたのですが残念ながら準備中、近くのどうってことのない蕎麦屋に寄ってから東京駅へ向かいました。翌日は東京で仕事の為大手町近くのホテルで就寝しました。