アンコールワット遺跡群 個人手配の一人旅:トゥクトゥクと車で遺跡群を廻りました
年末年始の休みを利用してアンコールワット遺跡群を訪れました。旅行の手配方法についてあれこれ考えた結果、個人手配を選び
現地で観光できたのは2日間と短かったのですが、アンコールワットを始め多くの遺跡を廻ることができました。アンコールワット遺跡群の観光は「トゥクトゥクか車のチャーター」が最適です!
【目次】
1.観光
(1)観光ルート
(2)観光手段 現地でトゥクトゥクと車をチャーター
(3)観光一日目 アンコールワット、アンコールトム、タ・プローム・・・
(4)観光二日目 バンテアイ・スレイ、プリヤ・カン、博物館・・・
2.ホテル
3.フライト
4.その他 ビザ・食事・気候・などなど
【本文】
1-(1)観光ルート
個人手配にしたのは「日程が短いのでパッケージツアーでは多くの遺跡を訪ねることが出来ない。ツアー会社にアレンジを頼むと高くつく?」からでした。
日程の都合上、観光できるのは2日間。
・一日目は小回り、二日目はバンテアイ・スレイ+大回り
・夜は街歩き
・サンライズとサンセットは体力を考えて無し
にしました。このルートで、一日目は33,000歩越え・二日目は25,000歩越えでした。体力に自信の無い方にはお薦めできません。
1-(2)観光手段 現地でトゥクトゥクと車をチャーター
いろいろな交通手段が有りますが、
・現地ツアーに参加: 安心安全!只時間効率が悪く沢山廻れないので今回はナシ。
・トゥクトゥクか車を事前にネット予約: 時間効率良し!なかなか良いけど・・・
・トゥクトゥクか車を現地チャーター: 現地交渉も旅の楽しみ!!
ということで「トゥクトゥクか車を現地チャーター」に決めました。
現地交渉の目標を、「ネット予約より値段が高くならない様に」ということで
・2日間共にトゥクトゥクの場合 60ドル以下(空港への送り付き)
・1日目トゥクトゥク+2日目車の場合 95ドル以下(空港への送り付き)
・英語がそこそこ話せるドライバー
に決めていよいよ交渉開始。ホテルの周りに沢山のトゥクトゥクさんが居ます。で、交渉2人目で「1日目トゥクトゥク+2日目車で70ドル、英語もそこそこ話せる。トゥクトゥクは結構古いが車はカムリ」に遭遇。もっと粘ればもっと良い条件が見つかったかも知れないけど、まあ目標を十分クリアしているのでこのドライバーさんに決定!
名前はVAさん。人柄も良く・運転も上手く・細かい要望を良く聞いてくれて大当たりでした。お礼にVAさんに昼食をおごり・FACEBOOKで友達になり・・・次回シェムリアップに行く際にはまたVAさんにお願いすると思います。まあ、トゥクトゥクの馬力が弱くて他のトゥクトゥクに良く抜かれたのがご愛敬でした(探せばもっと良いドライバーさんが居るとは思います)。
1-(3)観光一日目
上に書いたトゥクトゥクの交渉後、9:30頃ホテルを出発。
まずチケットセンターへ。ここで遺跡共通チケットを買うのですが、一日券が37ドル・二日券は無し・三日券が62ドル → で三日券を購入しました。券の種類毎に窓口が有って英語も通じるので買うのに迷う事はなかったです。
でいよいよ遺跡廻り!! 昼食を挟んで、バンテアイ・クディ→タ・プローム→タ・ケウ→アンコール・トム(バイヨン、バプーオン、象のテラス、ライ王のテラス、ピミアカナス、南門)→アンコールワット→プノン・バケン と満喫しました。
このなかで個人的に一番印象的だったのバイヨンでした。息を呑むような風景!私の拙い文章力では表現しきれません。
↑バンテアイ・クディ
↑タ・プローム
↑バイヨン
そして、17:30ホテルに戻りました。
1-(4)観光二日目
朝VAさんにホテルに迎えに来てもらい、7:55ホテルを出発。バンテアイ・スレイ迄の道はさすがに遠くまた所々荒れていました。そこをカムリはかなり飛ばして所要時間約45分。つくづく「車にして良かった」と思いました。
この日は昼食を挟んで、プレ・ループ→バンテアイ・スレイ→東メボン→タ・ソム→ニャック・ポアン→プリア・カン。この日観た遺跡は未だ荒れ放題の所が多く、栄枯盛衰・歴史の奥深さを感じました。その一方で長い歴史を守り続けている我が日本に誇りを感じました。日本の歴史は本当に凄い!!!
で、ここまで廻って時間はまだ14:00。時間が余ったので国立博物館を見学しました。入場料は日本語音声スマホガイドを付けて17ドル、急いで廻って2時間タップリ掛かりました。出来れば遺跡廻りの前に博物館を訪れるのが良いと思います。
↑バンテアイ・スレイ
↑タ・ソム
↑プリア・カン
そして空港へ。VAさんとの遺跡廻りの旅が終わりました。
2.ホテル
シェムリアップには沢山のホテルが有って、バックパッカー向けのゲストハウスやら超高級リゾートホテルやら、ピンからキリ迄、★から★★★★★迄。多くの選択肢が有りますが、私はチョット贅沢をして★★★★1泊約8,500円のホテルにしました。場所は、街一番のナイトスポット:パブストリートの近く。贅沢過ぎる位良いホテルでした。バイキング朝食にも満足、品数豊富で美味い!特にライブキッチンの麺が絶品でした。
3.フライト
鶴のマイレージが溜っていたので、鶴の 成田⇔バンコク⇔シェムリアップ便で往復しました。羽田便も有るのだけど、バンコクの乗り継ぎ時間が短く不安だったので成田便を選択。道中スムーズでした。
シェムリアップ空港からホテル迄は、ホテルの片道送迎サービスを使いました。出発前にホテルのメールアドレスに「空港に迎えに来て欲しい」旨のメールを英語で送ったらOKとの返事をもらいました。空港では私の名前が書かれたボードを持ったドライバーさんが待っていてくれました。
帰りのシェムリアップ空港迄は観光用にチャーターした車で送って貰いました。因みに帰りの送りもホテルに頼むと$10掛かります。
4.その他 ビザ・食事・気候・その他
まずビザについてです。一番簡単なビザ取得方法は現地の空港で取得する方法です。いわゆるアライバルビザです。写真3.5×4.5mm~4×6mmの写真を持って行けば30ドルで取得できます。申請用紙は機内でもらえますし記入方法は黄色い有名ガイドブックに載ってます。但し到着後早くビザ申請窓口に行かないと窓口が混みます。シェムリアップ行きのフライトで前方の席に座るのがポイントですね。
カンボジアの食事はすこぶる日本人に合います。味付けが日本食と似ていて逆に拍子抜けする程でした。私は海外に行くと極力ローカル食を食べる様にしていて今回も屋台や安食堂で食事しましたが毎回自然に美味しく頂きました。値段は1.5~8ドルでした。
夜のパブストリート周辺はお祭り騒ぎです。また欧米化されていて「ここがカンボジア?」と思ってしまう程です。カンボジアの雰囲気を味わうなら、ナイトマーケットかパブストリートの東側エリアがお薦めです。
気候ですが、ベストシーズンの1月でも日中はそこそ暑かったです。28度位でした。朝晩は過ごしやすい気温でした。
<最後に>
大満足の旅でした。でもまだまだ見切れない場所が残っています。遺跡も着実に修復されています。また再訪したいと心から思います。