ヤタゴラスの外出日記 ~山 旅 ゴルフにスポーツ観戦~

兎に角出かけるのが好き!山登りやら、旅行・ゴルフ・スポーツ観戦やら・・・ の外出記録です。

百名山制覇にトライ その100:幌尻岳(新冠陽希コース2泊3日)・百名山完登

【登山日】 2023年8月25~27日

【ルート】 イドンナップ山荘~新冠ポロシリ山荘~幌尻岳

         ~新冠ポロシリ山荘~イドンナップ山荘

【時 間】 初 日  9:30頃 イドンナップ山荘出発

                  ~14:45頃 新冠ポロシリ山荘着

      二日目  5:55頃 新冠ポロシリ山荘出発 ~ 幌尻岳

                  ~14:30頃 新冠ポロシリ山荘着

      三日目  5:30頃 新冠ポロシリ山荘出発 

                  ~10:25頃 イドンナップ山荘着 

【天 気】 初日晴れ、二日目晴れ、三日目晴れ

【麓まで】 新千歳空港⇔イドンナップ山荘 レンタカー

【概 要】 百名山の最難関とも云われる、北海道日高山脈にある山です。

      ①沢歩きが必要な額平コース ②アクセス道が長い新冠(陽希)コース
      ②登山道が長距離で途中に山小屋が無いチロロ林道コース

      の3コースがあり、いずれも極めてタフです。

      登山者が一番多いコースは①額平コースです。額平コースを選ぶ場合、

      十分な沢歩きの経験と技術が必要です。沢歩きの経験が不十分な場合はガ

      イド付きツアーに参加することになりますが、その場合でも沢歩きの事前

      訓練は必要です。また川が増水している場合は撤退を強いられます。

      私は②新冠(陽希)コースの2泊3日単独行を選びました。

 

【記 録】

<一日目> 林道入口 ~ イドンナップ山荘 ~ 新冠ポロシリ山荘

前日苫小牧のホテルに宿泊しました。当日は5:05苫小牧のホテルを車で出発して6:55頃林道入口に到着、ここから42kmのダート道との戦いが始まります。林道に入った途端に情報通り穴ボコだらけの道が続き参りましたが、実は道の穴は進むに従って徐々に減って行きました。それでも悪路であることに違いは無く、スピードを出さずに注意深く進み8:50頃イドンナップ山荘に到着しました。約42kmの行程をほぼ2時間掛けて走ったことになります。イドンナップ山荘には10台程の車が停まっていた。全車泥まみれです。

イドンナップ山荘とその脇に在る陽希コースの銘板

まずは、イドンナップ山荘内の掲示板で最新情報の確認です。情報に拠ると前日新冠ポロシリ山荘で亡くなった方が居るとのことでした(新冠ポロシリ山荘到着後「熱中症で亡くなった」旨を知りました)。また熊の目撃情報がちらほら書いてありました。

その後食事を済ませ、身支度をして、9:30イドンナップ山荘を出発です。快晴なのは良かったのですが逆に北海道とは思えない程の蒸し暑さで参りました。

さて、この日は一般車両が通行禁止となっている林道(ダート道)を登り降りしながら新冠ポロシリ山荘迄の約19kmをひたすら歩いて行きます。約19km歩いて標高差は350m程です。歩き易いのですが、この日は兎に角蒸し暑くて汗が吹き出します。ゴール直前になると林道の傾斜がキツイ箇所があり、その辺りで2リットル持って行った水分が無くなり掛け、またふくらはぎがツリ気味になって少し焦りましたが(尤も今回は、スポーツ飲料の顆粒・サプリ・燃料・行動食等々をタップリ持参しているので危険な状況ではありませんでしたが・・・)、無事14:45頃新冠ポロシリ山荘に到着しました。 

新冠ポロシリ山荘外観

この新冠ポロシリ山荘、管理人が居ない避難小屋然とした山荘ではありますが、①建物内に蛇口と流しが有り水が豊富に流れていて煮沸すれば飲める ②屋外に仮設トイレが設置されている ③建物内の流し・建物の入口・仮設トイレ入口と内部に人感センサー付きの照明がある ④建物前には広い平らなスペースが有り机・椅子も有る でなかなか滞在しやすかったです。 とは言え、携帯は通じず・ラジオも碌に入らず・テレビも本も置いていない でして、同宿の方との雑談や食事以外にはすることも無く、19時には就寝しました。

 

<二日目> 新冠ポロシリ山荘 ~ 幌尻岳 ~ 新冠ポロシリ山荘

頂上への山行当日、4:30頃に起床し食事や身支度をしていたら、同宿した方から「登山道の途中に在る水場の水は飲めないと云われているけど、下から見て右側の水流だけは飲める とガイドさんが云っていました」との情報を頂きました。実はこれがとても貴重な情報になりました。

5:30頃に幌尻岳に向けて2人組が先行して出発しました。私はソロで5:55山荘を出発です。この日も快晴、蒸し暑くなることが予想されました。
まずは川沿いに緩斜面を、何回か幅の狭い小川を渡渉しながら登って行きます。一部川沿いの径が通行できなくなっていて傾斜のキツい迂回路が設けられていました。順調に進んで行き6:40頃、このルート唯一の水深の深い渡渉点に到着しました。但しこの渡渉点には丸太の橋が掛けられていて靴を脱ぐ必要も無く渡ることができました。登山道を整備されている山岳会の方々に深謝です。

この渡渉点で一休みしてからいよいよ標高差1000mを超える急登に取り掛かります。登山道は終始登り易いのですが、予想通り徐々に蒸し暑くなっていき汗が吹き出て来ます。そして渡渉点から標高差で600m程登った辺りで脱水の初期症状が出てきてしまいました。前々日に熱中症で亡くなった方が居た事もあり、安全第一、ここで撤収を覚悟しました。

さてこの時点で水分はスポーツ飲料が1リットル程残って居ます。加えてサプリも予備のスポーツ飲料用顆粒もあります。また標高差で100m程登ると水場が有ります。 直ぐに撤収するか、或いは水場迄登って水をタップリ補給してから撤収するかを考えた結果、水場迄行くことを選択しました。水場に到着し、水分とサプリをタップリ補給して行動食を食べて休憩していたら幸い脱水の初期症状は消えて無くなりました。試しにと思い水場から標高差50m迄と決めて登ってみたらこれが快調に登れる! 再び山頂を目指すことにしてそこからは順調に登って行き10:25頃山頂に到着!!水場の情報に助けられ無事百名山ピークハントを完了することができました。 
山頂では持参した「百名山ピークハント完了」のタオルマフラーを出して写真撮影。先行2人組も含め居合わせた方々からお祝いの言葉を頂けました。

 

山頂からは東カールが綺麗に見えます。また日高の深い山並が見事でした。

カールが綺麗です(撮影時ガスが掛かってしまい少し残念)。

食事をしたり・写真を撮ったり・山頂で居合わせた方と百名山の話をしたりしながら山頂で1時間近く過ごし、11:20頃下山開始です。どうって事の無い登山道なのですが、新冠ポリシーに従ってポールを持って行かなかったので足へのダメージが強烈でした。太ももに強い筋肉疲労を感じながら14:30頃新冠ポロシリ山荘に帰着しました。

この日はガイド付きツアー御一行様(10名程)が山荘に登って来ていたのですが、先に山頂から山荘に戻っていた先行2人組がその御一行様に向けて「これから百名山達成者が下って来ます」と宣伝してくれていたお陰(?)で、ここでも多くの方からお祝いの言葉を頂うことができました。

百名山完登の余韻に浸りながら食事と会話を楽んだのち、足の疲労も手伝って18:00頃には山荘内で横になりそのまま就寝しました。

 

<三日目> 新冠ポロシリ山荘 ~ イドンナップ山荘 ~ 林道入口

さてその翌日、小雨予報でしたが幸い予報が外れ晴れ間が覗いていました。食事と帰り支度をして5:35頃新冠ポロシリ山荘を出発、2日前に歩いて来た道を太ももの筋肉痛に苦しみながらひたすら戻って行き、10:25頃無事イドンナップ山荘に到着しました。

単調な林道ですが、途中に在る奥新冠ダムがアクセントを与えてくれます。

そこで着替えをしてしばし休憩したのち11:10頃ダート道のドライブを開始、出発直後、林道から森の中に逃げていく熊を目撃!居るんだ(汗)。歩行中に会わなくて良かった! 13:00少し前に林道を抜け、ラーメン屋に駆け込んで「味噌チャーシュー麺+餃子」を楽しみ、レ・コードの湯でまったり入浴(但し暑くて入浴後に涼むことはできず)。 そしてその場で予約した浦河のホテルにチェックイン、ささやかな一人祝いで、豚すき焼きとビーフシチューをお腹一杯楽しみました。

これでピークハントは卒業。これからは行きたい山・やりたい山行を楽しもうと思います。

百名山制覇にトライ その98・99:悪沢岳(荒川岳)・赤石岳(椹島から反時計回り2泊3日)

【登山日】 2023年8月4~6日

【ルート】 椹島~千枚小屋泊~悪沢岳~荒川小屋泊~赤石岳~椹島(後泊)

【時 間】 初 日   8:15頃椹島出発   ~14:00頃千枚小屋着

      二日目   6:05頃千枚小屋出発 ~10:50頃荒川小屋着

      三日目   5:30頃荒川小屋出発 ~14:45椹島着 

【天 気】 初日晴れ、二日目晴れ、三日目霧雨→晴れ→曇

【麓まで】 畑薙迄車 → 椹島迄送迎バス

【概 要】 山深い南アルプス南部の代表的な稜線歩きの周回コースです。コース内に

      は3つの山小屋と2つの避難小屋が在り、自分の体力や嗜好に合わせた

      山行スケジュールを組むことができます。

      山頂からは、南アルプスの山々・富士山・中央アルプス等が望めます。

      起点となる椹島へは、東海フォレストの送迎バスを利用するのが現実的で

      すが、その送迎バスを利用する為には少なくとも1泊は山小屋または避難

      小屋に宿泊する必要が有ります(テント泊は含みません)。

 

【記 録】

急げば1泊2日のルートではありますが、景色を十分に味わおうと考えて2泊3日の山行にしました。山小屋・避難小屋の空き状況の関係で、

 ・反時計回り

 ・1泊目:千枚小屋、2泊目:荒川小屋、後泊:椹島ロッジ

に決めました。後泊を入れたのは、安全を見て「下山後の車運転を避ける」ことにした為です。

 

<1日目>

6:30頃自家用車で畑薙臨時駐車場に到着し、7:15発の送迎バスに乗り8:05分椹島に到着しました。空は雲一つない好天でした。 

諸準備後8:15頃椹島を出発です。まず少し登って東俣林道に出ます。その後林道を二軒小屋方面に五分程歩き、そこから吊橋を渡ってから本格的な登山道となります。

黒俣林道から登山道に掛かる吊橋(登山道側から撮影)


この登山道は基本的に尾根沿いを上がって行きます。時には緩斜面・時には中斜面で、すこぶる歩き易いです。途中に水量豊富な水場が有り一息付けます。眺望の無い単調な林間の道がひたすら続くのですが。東海フォレストが設置した掲示板に「林業の歴史」や「木の解説」など色々な解説が書いてあって飽きません。かつて伐採した木を搬出していた道が登山道になっている箇所もありました。また椹島から千枚小屋迄の行程を7分割した道標もあります。

道中、閉口したこと・・・ 千枚小屋迄の行程の半ばを過ぎた頃から、小さい緑色の虫(名前は不明、後日色々調べたが判らず)が体やザックに100匹レベルでたかって来ました。虫よけスプレーを吹き掛けるも余り効きません。駒鳥池に差し掛かった際には、虫から早く逃げたい一心で駒鳥池畔に寄るのをパスして先を急いだ程でした。幸い高度を上げるに従い虫が姿を消してくれました。

千枚小屋が近づいて来るとお花畑が現れ癒されます。千枚小屋には14:00少し前に到着しました。

千枚小屋手前のお花畑

その千枚小屋からは正面に富士山が見えます。また小屋の裏にもお花畑。水が豊富で蛇口からジャバジャバ出ています。平らな土地は狭いのですがなかなか良い小屋でした。2023年度は、宿泊者数を限定している為、就寝スペースは十分でした。
夕食は17:00から、ハンバーグが美味しかったです。当日の同宿者は翌日未明に出発する方が多かったので、夕食後早々に小屋内は静まり返ってしまい、携帯の電波も届かず余りやることも無いので19:00頃には就寝しました。

 

<2日目>

いよいよ千枚岳~荒川三山の稜線歩きの日です。幸運なことに好天が続いています。
この日は荒川小屋迄の標準コースタイム約5時間の短い行程、朝ゆっくり身支度をして 6:05千枚小屋を出発しました。

まず林間の道を40分程登って行きます。標高が3,000mに近づいていますのでさすがに木の丈は徐々に低くなって行きます。そして二軒小屋方面との分岐に差し掛かると急に視界が開け、赤石岳聖岳が見えて来ます。そこからはいよいよ稜線の山行です。少し登って千枚岳に到着します。その千枚岳から一旦急斜面を降りてから再び登って丸山山頂に到着、ここからは悪沢岳山頂が見えて来ます。ピークからピークへと続く稜線、歩いていて楽しいです。また遠くに翌日歩く赤石岳山頂への稜線が見え期待が膨らみます。

丸山山頂からの景色。左は悪沢岳・右は赤石岳とその後方に聖岳
共に稜線道が良く見えました。


丸山からは少し下ってからしばし登って悪沢岳山頂に到着しました。山頂からは甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳、白根三山、塩見岳中央アルプス越えに御嶽山が良く見えた。

悪沢岳頂上からの景色。左は甲斐駒・白根三山方面。右は赤石岳につながる稜線。


そこから下って登って中岳、その後前岳に寄り道してから荒川小屋に向かって下って行きます。途中、カールやお花畑の景色が見事でした。

荒川小屋が見えて来ました。

 

荒川小屋には予定よりも早く10:50に到着しました。昼食は、荒川小屋で販売しているカップヌードル500円+インスタントコーヒー100円 と 行動食で済ませました。その後雑誌を見たり、仮眠したりしながら過ごし、17:00から夕食です。メニューはカレーライスと添え物のほうれん草グラタン・マッシュカボチャ・野菜サラダ。美味しかったです。またお米・ルー共におかわり自由でボリューム満点でした。

食後は同宿の方々となでしこジャパンのW杯ラウンド16をテレビ観戦、勝利を見届けてから20:00頃に就寝。ここも就寝スペースは十分でした。

<3日目>

この日は最後に標高差2,000mの下りが待ち受けていて最悪ペースダウンも懸念される為、少しだけ早く5:30頃荒川小屋を出発しました。出発時の天気は生憎霧雨でした。

まず少しだけ急坂を登ってから左に大きくトラバースして、大聖寺平を越えてから赤石の主斜面に取り掛かります。残念ながら稜線を見通すことは出来ませんでしたが、それでも幸いな事に大聖寺平を越えた辺りから徐々に晴れてきて、小赤石岳の肩に着くころには青空が広がって来ました。肩を越えて少し登ると小赤石岳山頂です。この小赤石岳山頂に着くと赤石主峰が目の前に現れます。

赤石岳から臨む赤石岳

 

赤石岳からは20分程、7:30頃赤石岳山頂の到着しました。上空は青空なのですが、周囲は霧が出ていて、聖方面の稜線はハッキリ見えるものの、荒川三山は霧の中に少しだけしか見えず。白根三山は僅かに存在が解る程度。富士はときどき雲の上に見ることができました。

赤石岳山頂。後ろに聖岳

 

霧が晴れるの期待して、荒川小屋で作って貰ったお弁当を食べたり、避難小屋に寄ったり、たまたま居合わせたソロテントで縦走中のカナダ女子と話をしたりしながらしばし待ったのですが、逆に霧が深くなっていく一方だったので諦めて8:50頃椹島に向かって下山を開始しました。それにしても、件のカナダ女子は当日百間から高山裏だと!凄いです。

赤石岳から椹島へは基本的に尾根沿いを下って行きます。まずは見晴らしの効く斜面を葛折り状に下っていき、しばし行くと水場に到着します。その水場から少し下ると林間の道になります。そこから登り降りを繰り返して富士見平という「眺望良し」と云われている小高い山に到着するのですが。この日は周囲の全ての山に霧がかかっていて残念な眺望でした。富士見平からは着実に下って行き赤石小屋に10:55頃到着しました。この赤石小屋で、カップヌードル500円(美味い)+行動食の昼食休憩です。

赤石小屋。 右は玄関前にあるベンチ。

 

ここまで順調に来たので長めの休憩を取ってから、11:40頃赤石小屋を出発です。 標高差1,400mを尾根沿いにひたすら下って行きます。最初は緩斜面。徐々に傾斜が増していき14:45頃椹島に到着しました。椹島は夕方から雨、運が良かったです。その日は椹島ロッジに宿泊し翌日ゆっくり自宅に戻りました。


三日目の天気が少し残念でしたが、全体的に好条件に恵まれた山行でした。

ゴルフコース体験談 その40:大箱根カントリークラブ

【コース名】  大箱根カントリークラブ

【所在地名】  神奈川県足柄下郡箱根町

【訪問回数】  4回程   *最新の訪問日:2023.8.2

【特徴 他】  18ホール

        箱根芦ノ湖の北側、標高700m程の地に広がる丘陵コースです。

        女子プロトーナメントを開催しているコースとしても有名です。

        広々としたコースで開放感のあるラウンドが楽しめます。夏場は木陰

        の涼風が心地良いです。

        プリンスホテルグループの経営です。

【気に入り度】 ★★★ (★~★★★★★ の5段階、多い程良い)

 

【コメント】

日本有数のリゾート地にある丘陵コースです。距離がたっぷりあり、コース幅が広く、また大涌谷を始めとした箱根外輪山を見渡すことができます。開放感たっぷりのラウンドを楽しむことができます。基本的にキャディ付き/電動カートでのラウンドになります。料金は高めです。

 

<コース>

8月中旬に女子プロトーナメントのCATレディースを開催しているコースです。

ヤーデージは、バックティで7,285Y・レギュラーティで6,595Yとたっぷりあり、またコース幅も広い雄大なコースです。グリーンは基本的に砲台になっており、またグリーン廻りにバンカーやグラスバンカーが効果的に配置されており、さらにラインが読みにくくかなり難しいコースです。「ハスの花」と呼ばれるNo.17ショートホールが有名ですね。

夏場のトーナメント開催前にラウンドしますと、ラフが深くなっており更に難易度が増します(楽しくもあります)。また日に依ってはグリーンが固くショットが止まり難いことがあります。特に金時山に向かってのショットは要注意でして、グリーンが巡目になっておりボールがグリーン奥にこぼれ易いです。ボールが奥にこぼれると難易度が増しますので、手前から攻める重要性が高いコースです。

No.13ホール ティーグラウンドより。
広々としたホールが続きます。

No.16ホール ティーグラウンドより。
大涌谷に向かってのショット。雄大な景色です。

右はNo.9ホール。左はNo.18ホール。
本当に広々としています。

 

<練習施設>

ドライビングレンジ・パッティンググリーンがあります。アプローチ練習場は2023年夏時点では閉鎖されていました。

 

<宿泊施設>

プリンスホテルとの併設になっています。

 

<レストラン>

和洋中のオーソドックスがメニューが揃っています。レストランの価格も高めです。

 

<アクセス>

基本的に車でのアクセスになります。東名自動車道御殿場ICから約25分です。

 

ゴルフコース体験談 その41:富士桜カントリー倶楽部

【コース名】  富士桜カントリー倶楽部

【所在地名】  山梨県都留郡富士河口湖町

【訪問回数】  3回   *最新の訪問日:2023.7.25

【特徴 他】  18ホール

        富士山北麓、河口湖近くの標高1000m程にある林間コースです。

        隣接する鳴沢ゴルフ倶楽部と比較するとやや打ち上げ・打ち下ろしの

        高低差が大きいです。ヤーデージは長く、ショットの狙い目は狭く、

        グリーンの傾斜が強い難易度の高いコースです。

        富士山の景観も見事です。

        全てキャディ付き/乗用カートでのラウンドになります。

        男子プロのトーナメント開催コースです。

【気に入り度】 ★★★★ (★~★★★★★ の5段階、多い程良い)

 

【コメント】

<コース>

富士山北麓に広がる林間コースです。ホール毎に高い木々にセパレートされており、プライベート感満載でラウンドすることができます。ブラインドホールが多く、またフェアウエイ幅が狭いホールも有りますのでショットの狙い目は狭いです。また距離がたっぷり有り、グリーンは傾斜・芝目共に強くで、とても難易度の高いコースです。

NO.10ホール ティーグラウンドより。

ヤーデージは、バックティ使用で6,951ヤード、レギュラーティ使用で6,445ヤードです。ハンディキャップ9以下であればバックティ使用可能になります。同組の内一人でもハンディ9以下であれば、その9以下の方に限ってバックティが使用できます(何らかのハンディキャップ証明をキャディマスター室に提示する必要がありますす)。 尚、男子トーナメントではツアーティと云う7,645ヤードのティマークを使用します。

予約には、会員の同伴または紹介が必要なのですが、時々一人予約できる枠が設けられます。費用は高いです。

男子ツアーのクライマックスとなる、No.16~18が印象的です。

No.16ショートホール。
グリーンは池に向かって早いです。



 

<練習施設>

練習場は、練習グリーンの他にドライビングレンジとアプローチ練習場があります。ドライビングレンジでは富士山に向かってのショットが楽しめます。

ドライビングレンジ

 

<アクセス>

基本的に車でのアクセスになります。中央道富士吉田線の河口湖IC または 東富士五湖道路の富士吉田IC から10分程です。 また富士急の河口湖駅からタクシーで15分程になります。

 

<その他>

12月中旬から3月中旬迄の冬場は営業クローズになります。

至近に鳴沢ゴルフ倶楽部があります。

鳴沢・富士桜共にしばしば要人がラウンドしているコースとして有名ですね。

海外ゴルフコース体験談 その3:ロイヤルパインズ リゾートゴルフクラブ(オーストラリア・ゴールドコースト)

【コース名】  ロイヤルパインズ リゾートゴルフクラブ

【所在地名】  オーストラリア・ゴールドコースト

【訪問回数】  2回   *最新の訪問日:2023.6.29

【特徴 他】  27ホール

        ゴールドコースト・サーファーズパラダイスから西へ7km程の位置に

        在る平坦なコースです。

        27ホール中チャンピオンコースは18ホールで、残りの9ホールは

        ヤーデージの短いコースです。

        難易度が高くやりがいの有るコースです。景観も素晴らしいです。

【気に入り度】 ★★★★ (★~★★★★★ の5段階、多い程良い)

 

【コメント】

ゴールドコースト・サーファーズパラダイスから西へ7km程の位置に在る平坦なコースです。平坦と云いましても、アンジュレーションに富んだフェアウエイになっているホールが多く、池やバンカーが巧みに配されており、砲台グリーンが多くそのグリーンのアンジュレーションも強い と難易度の高いコースです。またコース内の景観も素晴らしいです。

 チャレンジし甲斐のあるコースでして、実際私は初めてラウンドしたあとで、即3日後のラウンドを予約した程です。

 

<予約>

インターネットでの予約が可能で一人から受け付けてくれます。また一人か二人で予約を入れると、他の方とペアリングされる可能性があります。料金は平日で1万円弱です。但しこの場合は、英語サイトでの予約→英語でのチェックインとなります。

現地ツアーサイトで送迎付きプランを日本語で予約することもできますが、やや割高になります。

 

<アクセス>

基本的にレンタカー等による車でのアクセスになります。ゴールドコーストの中心地の近くに在るのでタクシー/ウーバーで行くのも良いと思います。
私はサーファーズパラダイスの海岸近くからウーバーXLを4人で使用したのですが、往復7千円弱でした(一人2千円以下)。

 

<コース>

*チャンピオンコース18ホール(グリーンコース+ゴールドコース) と 少し短いコース9ホール(ブルーコース)があります。私はチャンピオンコースをラウンドしました。

チャンピオンコースは平坦な地に広がるコースです。只、平坦と云いましても、フェアウエイに細かいアンジュレーションが設けられているホールが多く、またハザードが巧みに配されており、砲台グリーンが多く、そのグリーンのアンジュレーションも激しく、とても難易度が高いコースです。グリーンに落下したボールでも、落下した場所が悪いとグリーンをこぼれて背よりも高い打ち上げのアプローチが残ってしまったり、最悪池に入ってしまったりします。

ヤーデージは青ティーで6,785Y、白ティーで6,398Yです。チャンピオンティからは7,340Yになります。青ティーからラウンドしますと距離も十分にあり難易度が増します。 *ヤード=メートル表示×1.09で換算しました。 

何回でもチャレンジしたいコースです。

ゴールドNo.1 ホール ティーグラウンドより。
池が絡むホールが多くあります。

グリーンNo.3ティーグラウンドより池越しにゴールドNo.3フェアウエイを臨む。



キーウエスト日帰り旅行記 ~マイアミビーチから日帰りバスツアー~

マイアミビーチ滞在中に、往復バスを利用してキーウエストに日帰りで行って来ました。キーウエスト滞在時間は6時間。行きたい所・観たい所を廻ることができ、また勿論行き帰りにはあのセブンマイルブリッジを体感することができ、大満足でした。

 ・行程概要:  2023年6月2日 7:00 ~ 21:30           
         キーウエスト滞在 11:30 ~ 17:30 
 ・ツアー会社: Miami Double Decker.com 
         (行き帰りの交通のみ。キーウエストではフリータイム)
 ・発着場所:  マイアミビーチ リンカーンロード沿い            
         (ザ・リッツカールトン・サウスビーチから西へ200m程)

 

【目次】

 1.キーウエストへは陸路or空路?

 2.ツアーバス

   (1)バス会社と予約方法

   (2)当日の集合

   (3)行きの行程

   (4)帰りの行程

 3.キーウエスト観光

 

 

【本文】

1.陸路or空路?

マイアミからキーウエストへ行く場合、①セブンマイルブリッジを渡るなら陸路 ②時間効率を重視するなら空路となりますが、私はセブンマイルブリッジを体験したかったので陸路一択でした。

 

2-(1)バス会社と予約方法

幾つかのバス会社が日帰りツアーを催行しています。色々比較した結果Miami Double Decker.comという会社を選びました。最大の理由はマイアミビーチ発着だったことです。マイアミビーチに宿泊していたのでその方が便利でした。更にツアー料金が69→39ドルにディスカウントされていてお得でした。(ダウンタウン発着のツアーの殆どはマイアミビーチ迄送迎してくれるのですがその分早く出発・遅く帰着となります。)

予約は、催行会社のホームページ Miami Double Decker | Miami Bus Tours $24 から申込みました。ネット上では予約を入れるだけで、支払とチェックインは当日現地の催行会社のオフィスで行います。支払いは現金のみでした(クレジットカードは使用不可)。

 

2-(2)当日の集合

「6:30 Miami Double Decker.com事務所前集合」です。場所はリンカーンロード沿い、ザ・リッツカールトンサウスビーチから西へ200m程のところです。分かりやすい場所に有ります。

私はかなり余裕を持って6:15分頃に行ったのですが1番乗りでした。支払いを済ませて、近くのセブンイレブンで飲み物を買って、バスが来るのを待ちました。

バスは2階建て。2階の最前列は追加料金20ドルが必要なVIP席で、その他は自由席です。私は一番乗りだったので、2階の前から2番目の席を確保することができました。

バス外観です。若干古いバスでしたが清潔で乗っていて問題は有りませんでした。

2-(3)行きの行程

定刻の7:00にリンカーンロードを出発しました。途中空港近くのホテルに寄ってからフロリダ半島を南下します。

そして8:30頃キーエリアに入ります。ここからは良い景色が続きバスに乗っていて飽きません。

絶景が続きます。また道中様々なリーゾート施設が有ります。

8:40~9:10の間食事休憩です。かなり遅い朝食になりました。停車した場所はキューバ料理を出すドライブインの前、キューバー料理を試しましたがかなり美味しかったです。歩いて直ぐのところにバーガーキングとスタバが有りそちらも選べます。朝食休憩場所はツアーガイドによって変わる様子です。

朝食。エンパディーニャをいただきましたが美味かったです。

休憩後再び幾つものキーを渡りながら進んで行き、10:30頃だったでしょうか?いよいよセブンマイルブリッジに差し掛かりました。想像していた通りの素晴らしい景色でした。

セブンマイルブリッジ

その後も複数のキーを渡り続け、11:30頃キーウエストの駐車場に到着しました。

食事休憩を除いて4時間の行程ですが、絶景が続くので全く飽きません。また仮に寝てしまったとしてもツアーガイドの方が主要スポットに差し掛かると車内放送で教えてくれるので安心です。

 

2-(4)帰りの行程

帰りは17:30にキーウエストの駐車場を出発し、ノンストップでマイアミに戻ります。お腹が空くのでスナック類と飲み物を買ってからバスに乗り込みました。

途中日没の時間を迎えるのですが、条件が良いと綺麗なサンセットを観ることができます。私がキーウエストに行った日のサンセットはイマイチでした。
そして21:30にマイアミビーチ リンカーンロードに帰着、14時間半に及ぶ長いバスツアーが終了しました。

 

3.キーウエスト観光

キーウエストでの滞在は6時間。デュバルストリート・オールドタウン・サザンモストポイント・ヘミングウエイの家・キーウエス灯台・リトルホワイトハウス・マロリースクエア・キューバ料理(気に入りました)などを楽しむことができました。
只午後2時以降の暑さにはかなり参りました。

 




 

アーミッシュの村訪問 ~フィラデルフィアから日帰りツアー~

ハリソン・フォード主演映画:刑事ジョン・ブック/目撃者(Witness)で垣間見たアーミッシュの世界に触れてみたくて、ペンシルベニア州ランカスターのアーミッシュの村を訪ねました。フィラデルフィア発着の現地ツアーを利用、素晴らしい体験でした。

 ・行程概要:  2023年5月31日 9:00 ~ 17:00           
 ・利用ツアー: アーミッシュカントリーでの一日(viator)
 ・発着場所:  フィラデルフィア ローガン・スクエア脇
 

【目次】

 1.アーミッシュ観光について

 2.ツアー内容

   (1)集合~アーミッシュの村へ

   (2)アーミッシュビレッジで勉強

   (3)アーミッシュのお店へ

   (4)バード・イン・ハンド ファミリー レストラン

   (5)バード・イン・ハンド ファーマーズ マーケット

   (6)その他~帰路~解散

 

【本文】

1.アーミッシュ観光について

ハリソン・フォード主演映画:刑事ジョン・ブック/目撃者(Witness)で垣間見たアーミッシュの世界に触れてみたくて、フィラデルフィア滞在中にランカスターにあるアーミッシュの村を訪ねることにしました。

調べてみますと、アーミッシュの村には観光客向けの施設が幾つか有ることが分かったのですが、これらの観光客向け施設を訪れるだけではアーミッシュの世界に余り近づくことはできないのでは?と思いました。そこで英語が余り話せない身ではありながら「英語ガイド付きツアー」に参加することにし、事前にviatorのホームページから該当ツアーに申し込みました。結果的に大正解でした。

 

2-(1)集合~アーミッシュの村へ

当日の集合場所は、フィラデルフィア市庁舎の北西にある公園:ローガン・スクエアの南側、スリランカ国旗の下です。ここで小型バスに乗って100km程西に有るアーミッシュの村に向かいます。道中、ガイド兼運転手の方が色々説明をしてくれます。英語なので半分程しか理解できませんでしたが、映画Witnessの話もされていたのが印象的でした。途中ちょっとした渋滞も有って1時間半程でアーミッシュの村に到着しました。

アーミッシュの一般家庭の家です。洗濯物が天日干しされているのが特徴的です。

2-(2)アーミッシュビレッジで勉強

まずは見学専用に作られたアーミッシュビレッジを訪問して、アーミッシュの生活スタイルについて勉強です。日本語で書かれた説明書(要返却)を貸して貰えるので理解が高まります。

アーミッシュビレッジ入口 と 納屋 です。納屋には様々な家畜が飼育されています。

夏場用の台所です。かまどや洗濯機が写っています。
電気は使いませんが燃料類は使えるそうです。

学校の教室です。極めてシンプルです。
使用言語はドイツ語の一種ですが、外部との交流の為英語も身に付けるそうです。

2-(3)アーミッシュのお店へ *今回のクライマックス

続いて、アーミッシュの方々が日常的に買い物をしているアーミッシュのお店を訪ねました。ここは完全にアーミッシュの方々の生活圏内でして写真撮影は一切控えました。

お店はアーミッシュの方々が経営しているもので、表通りから離れた目立たない場所にありました。店舗の前には5台程の駐車スペースと馬車停めが有り、実際に馬車が一台止まっていました。少し離れたところではアーミッシュの老婦人達5~6名がお茶を楽しんでいました。

お店の中ではアーミッシュの若いご婦人3名とお子様1名が買い物をしていました。どうやら外に停めてあった馬車に乗って買い物に来ていた様です。飲食物・衣類・雑貨等々様々なものを売っていました。

我々がお店の中の見学を終えて外に居ると、ご婦人と子供がお店から出てきて馬車に乗り込み帰って行きました。またお茶を楽しんでいた老婦人たちが、片付けの為なのかゆっくりお店の方に歩いて来て建物の裏に消えて行きました。

それらの間、時間がゆっくり流れている様な・音が消えている様な不思議な雰囲気を感じました。まさしくアーミッシュの世界に触れることができた感動の瞬間でした。

 

2-(4)バード・イン・ハンド ファミリー レストラン

アーミッシュの世界の余韻に浸りながら、次にランチに向かいます。お店はバード・イン・ハンドという場所にあるファミリーレストラン。Smorgasbordと呼ばれるビュッフェが人気のお店の様でかなり混んでいました。

Smorgasbordで私が頂いた料理です。アーミッシュの方々に食事制約は殆ど無いそうです。

2-(5)バード・イン・ハンド ファーマーズ マーケット

食事後、直ぐ近くに有るファーマーズ マーケットに立ち寄りました。観光客相手のマーケットですがアーミッシュの方が開いている店が多かった印象です。色々特徴的で魅力的な食べ物が売っていたのですが、タップリ食べた後だったので買うまでには至りませんでした。

土産物類も沢山売っていました。

ファーマーズ マーケット

2-(6)その他~帰路~解散

その後、キルトショップ・水力製粉工場・木工ショップ・田園地区を廻り帰路に着きました。

フィラデルフィア到着は17時頃。下車場所は、

ローガン・スクエア脇(朝の集合場所) 

②レディング・ターミナル・マーケット近く 

③独立記念館近く 

から選べるとのことだったので、私は宿泊場所に一番近い②レディング・ターミナル・マーケット近くで下車し、感動のツアーを終えました。